気の診断にはさまざまな検査が必要となることがあります。当院で行なうことができない検査については他の医療機関や検査センターに紹介しています。
骨の健康維持に関して私たちが無関心になりがちなのは、骨が目には見えないこと、そして、骨量が減少し始めても自覚症状がないということが原因です。知らないうちに、骨がもろくなってしまっては大変ですよね。
危険か危険でないかは、骨の量がどのくらい減った状態で骨折がおこるか、によります。 WHO(世界保健機構)では、1994年に骨粗鬆症の基準を決めました。 20~40歳の骨の平均から-2.5SD(標準偏差)以下になったものを骨粗鬆症として、骨折の危険ありとしたものです。 日本では、SDという単位が分かりにくいということで、1996年にパーセントを使った新しい診断基準をつくりました。 それは若いとき(20~44歳)の平均骨量の20%減少までは正常、20~30%を骨量減少、30%以上の減少を骨粗鬆症と診断するというものです。
骨粗鬆症になると骨折を起こしやすくなり、その意味では30%以上骨量が減ると危険な状態といえます。なお、すでに骨折(外傷性以外の骨折)がある場合は、20%以上の骨量減少で骨粗鬆症と診断します。また、痛みがなくても背が1年間に1cm 以上短縮した場合は骨量を測定する必要があります
日本人の3大死因は「がん」「心疾患」「脳血管疾患」です。 なかでも「心疾患」 「脳血管疾患」は、いずれも血管の壁が厚く硬くなって弾力性が失われてしまう『動脈硬化』が原因です。 血圧測定と同じように両手、両足首の 4箇所の血圧をオシロメトリック方式自動血圧計により同時に測定し、足首と上腕 の血圧の比(ABI)を算出することで、動脈硬化による大動脈血管の狭窄の程度を診断します。 また心電信号、心音図、血圧計カフより脈波伝搬速度(PWV)を計測する事により血管伸展性を評価し、動脈硬化度を判断することができます。
四肢血圧を自動測定し、短時間で動脈硬化の進行度や下肢動脈の狭窄・閉塞を判定できる世界初の動脈硬化検査装置です。 血圧測定と同時に脈波伝播速度(PWV)等も自動計測し、動脈壁の硬化(石灰化など)を簡単に評価できますので、薬や運動療法等による具体的な治療経過の追跡が可能です。
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